日本の白衣の歴史について詳しく解説

日本における白衣の歴史は、1880年代まで遡る事になります。
この頃の看護師の白衣は、袴のような長いスカートの洋装タイプが主流でした。

その後、1937年に日本赤十字社が戦地に女性看護師を派遣したのが、日本で初めての組織的な看護活動と言われています。
この時に看護師の制服として着用していたのが、ワンピーススタイルの白衣です。

戦後になると法改正によって清潔な白衣の着用が義務化され、素材に綿を使ったワンピーススタイルの白衣が全国に普及するようになります。
1960年代に入るとファッションに注目が集まるようになった事から、看護師が着用する白衣においてもデザイン性が追求される傾向にありました。
この頃になるとポリエステルなど化学繊維を使った白衣も普及していきます。

1970年代になると、白衣にもパンツスタイルが導入されるようになってきます。
動きやすいというメリットや男性看護師の増加などの背景もあり、1990年代後半にはワンピーススタイルに代わってパンツスタイルが主流となりました。

また1990年代に入ると、海外でスクラブタイプの白衣が登場します。
当初は手術着として使用されていたスクラブですが、男女共に着用でき、実用性も兼ね備えていた事から、医師や看護師の間で急速に増え始めました。

日本国内では医療ドラマの影響もあり、現在では多くの医療従事者がスクラブの白衣を着用しています。
ワイン系やネイビー系など白衣のカラーバリエーションが豊富にそろっている点もスクラブの大きな特徴と言えます。